【チェック】~その9~
「仕入商品が入手できなくなった場合、あらかじめ他のルート(代替調達先など)を確保してるか?」
今回は仕入れの話である。自社とつきあいのある取引先から突然商品が入手できなくなったらどうだろうか?自社だけではなく、その仕入れ品を使っている自社の顧客にも迷惑がかかることになる。
これは何も地震や風水害などで仕入れ先が被災する場合ばかりでなく、日常的に何らかの原因で商品が出荷できなくなることもありうる。そういった時に自社としてどのようにすればよいのだろうか?
具体的には自社商品の提供を途切れさせないために、万が一、仕入れ品が自社に入荷しないケースも想定してあらかじめ他社からの購入も考えておくのだ。たとえば、通常はA社から仕入れるとして、A社から入手できなくなった場合はB社から、さらに、B社からも入手できない場合も想定してC社からの仕入れも考えておく、というように仕入れ先を1社だけでなく、2社、3社とあらかじめ考えておく、ということが重要となる。
いわゆる代替調達先の選定だが、これはなにも商品や原材料といったハードばかりではないのだ。サービスなどのソフトも含まれる。たとえば品物を運んでもらうために運送業者と契約しているとする。ところがその運送業者が何らかの原因で自社の商品が運べないといったことになったらどうだろうか?そういった事態に備えて別の運送業者との契約もあらかじめ交わしておくことも必要だ。
また、自社の業務を外注する場合も同じ事が言える。外注という作業もサービスとなるから、いつも付き合っている外注業者が何らかの原因で自社の業務を引き受けられなくなったら同じ業務を請け負ってもらえる外注業者を探さなければならない。
このように仕入れ品やサービスが使えなくなると自社も困るが、そのことが原因で自社の顧客にも商品やサービスが提供できなくなれば最終的には顧客が困る。そうならないためにもあらかじめ、第2、第3の代替調達先を確保しておくことが重要となるのだ。

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