【チェック】~その6~
「事業が中断した時の復旧時間を把握しているか?」
何らかの原因で事業が中断してしまった場合、復旧に向けて行動を起こすことになるが、「復旧はやってみなければわからない」では最終的に顧客に迷惑をかけてしまうことになる。
“事前に復旧時間を想定してくれ”といっても、実際に事業が中断した状況になってみなければ予想がつかないのはわかる。ただ、顧客としては、復旧するまでの時間(日数)があらかじめわかっていれば自社の仕事への影響度合いもどのくらいか把握できるのは確かだ。
そのような意味で、顧客にとっても自社にとっても復旧時間の想定は必要なことなのだ。以下に記載例があるのでそちらを使って説明する。
・現段階の対策で可能と思われる復旧時間、レベル
仮に事業が中断した場合、通常考えられる手段での復旧時間を想定してみる。ここでは復旧日数でも構わない。さらに復旧レベルも合わせて検討する。復旧は100%できることに越したことはないが、通常とは違う環境であるから必ずしも100%でなくても構わない。
・今後実施する対策による復旧時間の短縮、復旧レベルの向上の見込み
復旧時間をより短縮するために、考えられる具体的な対策を挙げる。たとえば、自社で生産できなければ他事業者に生産委託する、または機械が不稼働なら自前で修理する、など。
・目標復旧時間、レベル(経営判断による)
ここで重要なのは、復旧時間は自社の都合は必ずしも優先されないということ。やはり、顧客に迷惑をかけないという観点から顧客の要望を聞いた上で、さらに自社の置かれた状況を総合的に勘案して目標復旧時間・レベルを決定することが必要だ。

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